2007-08-24

もう大学病院には派遣医師はいないのでは?

大学病院から医師派遣 支援へ
http://megalodon.jp/?url=http://www3.nhk.or.jp/news/2007/08/24/d20070824000012.html&date=20070824072152
国内の医師の数は毎年3500人から4000人増えていますが、その多くは東京や大阪などの都市部に集中し、地方では深刻な医師不足に陥っています。これは、大学病院の経営が厳しさを増し、大学から地域の病院に医師を派遣できなくなっていることや、地域の病院では最先端の医療技術などを経験できないといった不安が背景にあるものとみられています。このため、文部科学省は、大学病院から地域の病院に医師を派遣しやすくなるように仕組みを整備することになりました。具体的には、臨床研修の際に大学病院が医師を派遣する地方の拠点病院を指定したうえで医師の旅費や滞在費などを補助するほか、離島など過疎地に勤務する医師をサポートするため、大学側から遠隔医療が行えるよう設備面の整備を進めることにしています。文部科学省は、こうした取り組みを進める大学病院などに対し、設備費などおよそ100億円を来年度予算の概算要求に盛り込むほか、大学病院に勤務する医師の処遇を改善するため交付金の増額も要求する方針です。NHKニュース 8月24日 6時45分

文部科学省の取り組みですが,いくら設備費にお金をつぎ込んでも???
大学病院では末端の医師(非常勤,大学院生)の労働環境の改善が必要と思います.看護師獲得のためにそちらのほうの待遇だけが良くなっているようですが.

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