2007-09-25

病院沈没で小樽崩壊か!!

総務省・長座長にインタビュー!病院沈没で小樽崩壊か
小樽ジャーナル(2007/09/24)
http://megalodon.jp/?url=http://webotaru.jp/2007/09/post_1922.php&date=20070925053246
(前略)
「小樽市の赤字隠しを認めたら他の自治体にも、全部認めなければならなくなる。総務省は、この状態で小樽の起債を認めることはありえない、早期財政健全化措置で、イエローカードは間違いないレッドカードで第2の夕張の可能性もある。公立病院の過大な投資傾向は、望ましくない。今後は、豪華病院は認めない。不採算部門に繰入しても、なお、経常黒字が達成出来なければ、アウトというのが一致した意見。数値目標では、協会病院のあるところは、協会病院と比較して、3年以内に黒字に出来ないものは、早期健全化へ。税金投入なしで500床を分母にして47.3%の人件費比率、医業収支比率は98%でなければならないというのが、ひとつの基準となる。退職給付引当金を積み立ててなく、払えない場合は、夕張市と同じように、今退職する人には支払うが、今後は退職金を支払わないと宣言すべきだ。
退職給付引当金を積み立ててない会計はダメで、約100億円の手当ての必要があるのではないか。小樽の累積赤字43億円を、今年度と来年度の最大2年以内に返済出来なければ、早期健全化基準の適用(イエローカード)がある。
小樽市の進める地方公営企業法の全部適用は、ほとんど無理である。不良債務を5年間で減らすのは、全くありえない。不良債務を2年以内に解消出来るなら良い。地方財政健全化法の財政再生基準以上のレッドカードとなり、再生団体になる可能性が高い。これからは、豪華病院には、厳しく出る。豪華病院を造って破綻した自治体病院が数多くある。高知医療センターの例を見れば、明らかだ。減価償却を医者に負担させるような豪華病院は必要ない。起債は認められないが、例え譲っても、民間並みの一床1,500万円程度の建設費でなければ、どこも認められないだろう。小樽の新病院は、156億円というが、これなら半分の80億円で出来る。小樽の病院会計では、ストック比率(将来負担比率)の退職給付引当金を積んでいなければならないのに、小樽市は引当金を積んでいない。これでは、100億円近い退職引当金のストックが出る。病院経営では、税金投入なしで黒字にしてみなさいということだ。
(後略)

市立病院調査特別委員会(小樽市議会)が本日9/25に予定されております。「もうどうしようもありません。」と宣言したほうが市民のためです。

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