診察室は不要:「ネット診療と往診」サービスがNYで開始
http://s03.megalodon.jp/2007-1010-2018-44/wiredvision.jp/news/200710/2007100922.html
待合室も、診察室もない「病院」が、ニューヨーク市ブルックリンで始まった。定額を払うと、何度でも医師によるオンライン診察を受けられるほか、往診もしてもらえる。サービスの対象は、クリエイティブな仕事に就いていて医療保険に入っていない18~40歳といった層だ。
Julie Sloane 2007年10月09日
Jay Parkinson医師は9月下旬に、ブルックリンのウィリアムズバーグ地区で開業した。だが、この「病院」には待合室も、蛍光灯が照らす診察室もなく、おまけにほとんど経費もかかっていない。同医師は診察をオンラインで行なっているのだ。診察を受けたければ、インスタント・メッセージ(IM)か電子メールを送るといい。Parkinson医師の診療は、今では珍しくなった往診と、きわめて21世紀的な技術とを組み合わせたものだ。年会費は500ドル。同医師はまず、登録した患者の自宅を訪れて問診を行ない、その後必要があれば、年2回までは追加費用なしで往診に応じる。だが患者はこの他に、平日午前8時~午後5時までの時間帯ならいつでも、何度でも、IMまたは電子メールで診察を受けられる。
中略
「ニューヨークに住むアーティストの多くは、フリーランスなので保険に入っていない。こうした人たちは若いし、インターネットに慣れている。いったん問題を把握した後は、電子メールやIM、ビデオチャットでフォローすればいい。これらの人の大多数は、何度も実際に診察する必要はない」と同医師は語る。Parkinson医師は、ウェブベースの電子カルテサービス『Life Record』で患者の健康状態を記録している。これらの情報には、同医師の『iPhone』からもアクセスできる――たとえば夕食に出かけているときに、患者がいつもの薬の処方箋を求めてきても対応できるという。在宅時の同医師は、『MacBook』の前に腰を据えている。患者に画像検査や専門医の診断が必要な場合は、Parkinson医師は、独自に調べた診察費の安い医療機関に依頼する。
以下略
[日本語版:ガリレオ-江藤千夏/長谷 睦] WIRED NEWS 原文(English)
比較的健康な年代はこういう医療保険でもいいのでは?日本でも患者さんの多くは医療機関に来るのも心配だからという理由ですので、若者を中心にアクセス制限が可能かと思います。
2007-10-09
意外といいかも、この方法!
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