現在の医療不信、医療崩壊の影には、医師と患者の意識の乖離が進んできたことが原因のひとつとしてあげられるのではないか。医師が思う「医師の理想像」と患者が思う「理想の医師像」は年々乖離してきている。ここで、興味ある論文をあげる。
生身の患者と仮面の医療者- 現代医療の統合不全症状について -[ 第7回 厳粛なる場面(2) ]週刊医学界新聞第2751号 2007年10月8日
名越康文(精神科医)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2751dir/n2751_04.htm
医療消費者と医師とのコミュニケーション -意識調査からみた患者満足度に関する分析-
http://www.jpma.or.jp/opir/research/paper-29.pdf (引用の承諾を得てませんのでリンクはしておりません。)
公では「いかに建前を大事にできるか?」本音のぶつかり合いでは建設的なものは作ることができないと思っております。最近、公の場でのジャーネリズム、患者側、住民そして医療側の本音が目立ちすぎるかなとも思います。
しかし、医療側にも本音を集約できる組織が建前を考慮した意見として発信できなければ、現場の医師は去っていきます。
日立CM 理想の医師団
http://www.youtube.com/watch?v=E0yp5DmFYQM
2007-10-08
「医師の理想像」と「理想の医師像」の乖離
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