2007-07-28

在外邦人選挙権制限違憲判決後、初の選挙です.


http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070613ia04.htm
  夏の参院選では、これまで比例選に限られていた海外在住の日本人による投票が、選挙区選でも可能となる。「祖国の選挙に1票を投じたい」という在外邦人の 運動が実を結んだ結果だが、選挙人登録の進み具合は今一つ。在外邦人らの間では、参院選に向け、参加機運を盛り上げようという動きが出ている。在外邦人の 選挙権拡大に取り組む「海外有権者ネットワークLA」は今月23日、米国ロサンゼルスで、主要各党の参院選公約などについて議論する討 論会を開く。民主党の西村智奈美衆院議員、新党日本の田中康夫代表が出席する予定で、自民、公明などの各党も参加を検討している。在外投票は、98年の公 職選挙法改正により国政選で可能となったが、衆院選、参院選とも比例選に限られていた。これに対し、在外邦人らは、選挙権 を制限している公選法の規定が憲法に違反しているとして、96年に国を提訴。最高裁は05年9月、原告の主張を全面的に認め、公選法を違憲とする判決を下 した。これを受け、翌06年6月には国会で、衆院小選挙区選と参院選挙区選でも在外邦人が投票できるよう、公選法が改正された。海外に3か月以上在住する 20歳以上の日本人は、最寄りの日本大使館・総領事館に申請し、日本での最終住所地か本籍の市区町村で在外選挙人名簿に登録されれば、在外公館に設置され る投票所や郵便で選挙区選、比例選のいずれも投票できる。しかし、選挙人登録は伸び悩んでおり、総務省の調べでは、20歳以上の在外邦人約76万人のう ち、約9万1000人(昨年9月現在)にとどまって いる。在外邦人の選挙への関心を高めるため、ロサンゼルスでの討論会は、インターネットを通じて在外邦人の多い他の国に中継することも検討されている。 (2007年6月13日10時23分 読売新聞)

在外投票は98年の参院選からだったと思いますが比例区のみだと選挙に行く気持ちが半減しますね,今回からは選挙区も投票できます.日本にいたときは政治に無関心でも,意外と海外に在住すると日本の政治状況に敏感になります,私はまさにそうでした.

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