2007-07-20

厚労省、「脳脊髄液減少症」の診断基準策定へ研究班

交通事故やスポーツでのけがなどをきっかけに、頭痛やめまいなどの症状を引き起こす「脳脊髄(せきずい)液減少症」の診断基準などを策定するため、厚生労働省は、日本脳神経外科学会など7学会で構成する研究班を発足させた。

診断基準などを巡り意見が割れていた、この病気の本格的な研究が、国の支援で始まることで早期の治療法確立などが期待される。研究班長の嘉山孝正・山形大医学部長が19日記者会見し、明らかにした。
脳脊髄液減少症は、交通事故などの衝撃により、脳を保護している硬膜が破れ、脳や脊髄の周囲を循環している脳脊髄液が漏れることによって発症する とされる。患者団体のNPO法人「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」によると、国内には20万~30万人の患者が潜在的にいるという。
しかし、これまで統一的な診断基準がなく、症状を訴えても、適切な治療が受けられないまま、苦しんでいる患者も少なくない。このため46都道府県議会が研究推進を求める意見書を採択している。

昨年の脳外科総会でも話題になっておりましたが,マスコミも含めて被害者救済の機運が高まってきた結果かと思います.脳外科主導でいいのか?とも思います.Y大での整形教授との確執が気にかかります.自賠責,任意保険との関係も含めて初診医の判断があとあと責任問題になってくる可能性がありますので,,,

1 comment:

Anonymous said...

>昨年の脳外科総会でも話題になっておりましたが,マスコミも含めて被害者救済の機運が高まってきた結果かと思います.脳外科主導でいいのか?とも思います.Y大での整形教授との確執が気にかかります.自賠責,任意保険との関係も含めて初診医の判断があとあと責任問題になってくる可能性がありますので,,,


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